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下図のように、底から鉛直上向きに をとる。 その深さでの水圧 は、静水圧から である。 その深さで の深さ方向には、問題の面が、奥行き × 幅 あるので、水圧の合計 は以下の積分で表される。
また、作用点の高さを とすると、面下端でのモーメントの釣合より (圧力は面に垂直な方向なので)
注釈: 典型的な水面から続く長方形断面の問題なので、答えを丸暗記している ことも多いと思う。この場合、どういう条件下でどうなると言うことを知っていて その答えが出たかを採点者に示す必要がある。また、作用点はどの高さにあるかを 示す際には、当然のことながら、問題に書かれていない基準点を自分で設定して 解答を示すのだから、``どこから'' 計ってどこにあるかを明示する必要がある。