この前のページ までで、ほとんどの
設定を行なったので、いよいよ計算を実行する。
以下、 「計算の実行 Start」 で作成した
実行ファイルを使用する。
また、今まで設定してきた user.conf のファイル名を user.conf.Takamaya2006a とする。
rsh tamacalc2 cd (CReSSを展開して、solver.exe terrain.exe などを作ったディレクトリ) cp 地形データのあるディレクトリ名/Takayama21.ter data.terrain.bin ./terrain.exe < user.conf.Takayama2006aただし、コンパイル時に -fast を付けて強い最適化を行なっているので、
(追記) -fast でコンパイルするのは、あまりお勧めしない。
(追記)-O3 程度の方が よさそうである ( solver の動作などで問題がでる )。
(追記)もし -O3 でコンパイルした場合、上の例の最初の rsh tamacalc2 は不要である。
./terrain.exe < user.conf.Takayama2006a Now the program, terrain start. ##### Information ##### i/o: subroutine, rdname; Read out user configuration from the standard input. : : : 中略 : : : htmax = 0.31890000E+04 [m] at ( 2642, 2487, 1) htmin = -0.10000000E+01 [m] at ( 932, 1, 1) error: subroutine, hint2d; Can not go on with this calculation. This program stopped abnormally.となって動かなかった。どうやら地形データの領域が計算対象領域よりも せまそうだ。ためしに、格子数を変えずに 1km 間隔にすると動作した。
適当なディレクトリで、 cc ForCReSS_ter.c -o ForCReSS_ter ./ForCReSS_ter < SAMPLEDATA2 |& tee LOG24これで、Takayama24.ter ができる。
for CReSS information ( 1 , 1 ) (center of lowest left grid) = ( 135.872451 , 35.170070 ) in deg. data number 4800 x 4800 dx 0.000625 dy 0.000417 deg. Upper Right = ( 138.872451, 37.171670)と書かれているので、user.conf.Takayama2006a の該当箇所を書き換える必要がある。
&gridset_trn xdim_trn = 4800 ydim_trn = 4800 dx_trn = 0.000625 dy_trn = 0.000417 ulat_trn = 35.170070 ulon_trn = 135.872451 riu_trn = 1.e0 rju_trn = 1.e0 /そして、また terrain.exe を実行する。
cd CReSSのあるディレクトリ cp データのあるディレクトリ/Takayama23.ter data.terrain.bin rm takayama2006a.terrain* ./terrain.exe < user.conf.Takayama2006a今度は、This program stopped normally. と終了する。(めでたしめでたし)
cp ディレクトリ名/Land-130-30-145-45-C data.land.bin ./surface.exe < user.conf.Takayama2006aあれれ。。。(あ、最初は、3秒間隔と間違って設定していた。本当は30秒だった [8/7])
./surface.exe < user.conf.Takayama2006a : : : 省略 : : : i/o: subroutine, outsfc; Read in the data to the file(s) of unit number 0011. i/o: subroutine, outsfc; Closed the file(s) of unit number 0011. #################### This program stopped normally.と終了する。さ、次は気象データの変換だ