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水理学演習I テスト (2002.02.19)
(注意: 解答は論理展開が分かるように & 文章として読めるように書いてください。 また、問題に不足する条件があれば、適切に設定して解いて下さい。)
問題1
図のように、上端が大気圧に開放となっている管が 蓋についている容器に水が入っている。この容器下部に小さな流出口があり、 ここから外部へ水が流出している。流出口から空気抜き管下端までの 高度差を H とする時、同じく、流出口を基準にした水位 h と 流出速度はどのような関係になるか、水の密度を
として答えよ。 (
と
に分けて考えよ。流出口での縮脈は考えなくて良い こととする。)
問題2
図のように、滑らかに口径が絞られている管がある。 その中を、口径が大きい方から小さい方へと水が流れている。 大きい方の直径を
小さい方を
とし、 両側での圧力差を
とすると、ここを流れる流量はいくらか。 水の密度を
として答えよ。
問題3
図のように、上端が開放になっている容器の底から水が流出し、 床に衝突している。容器の底の穴は、面積 0.01 m
であり、 容器の断面積は充分に大きく、容器の底から水面まで 2m 、 容器の底から床まで 3m の時、床の受ける力はどれだけか。 tfを単位として答えよ。
問題4
図のように、途中が分からない管の中を水が左から右に流れている。 不明部分の左側では、管の断面積が
、圧力
、左側では断面積
、 圧力
であり、流量はどちらも
であった。 この時、この不明部分は、 水流によって力を受けているが、その大きさはいくらになるか。 水の密度を
として計算せよ。
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Ichiro Tamagawa 平成14年3月22日