次回TERC集中観測事前決定事項
<次期観測の目的>
・測定器の比較
(a) 「水蒸気とCO2の計測器出力比較」
(b) 「フラックスの比較」
→最低一週間のデータセットの取得データ取得! (課題(a)、(b)それぞれについて取れるといい)
→解析方法まで考えた観測準備 (解析方法の検討、誰がどんな解析を行うか? など)
観測場所:筑波大学陸域環境研究センター圃場
(戸田が確認しているかたのみ記載,記載されていない方は大変申し訳ありませんが,
ご連絡願えますか?)
参加者: 浅沼さん,飯田さん,石田さん,玉川さん,戸田,松島さん,宮崎さん (7名)
宮本さん?石川さん?田中さん?樋口さん?
これらの遂行のため,具体的な日程を以下に記す。
2月中 対象測器の決定 (*1,*3関連事項、参照)
測定位置(水平位置、高度)の決定
課題(a)において
→水平にスカラー変動計を設置 → 測定高度 ??? m
→水平間隔、順番など
(案: 20cm間隔、向かって左よりOP2+バイサラ戸田、LI7500+バイサラ50Y、AH300+バイサラ松島)
課題(b)において 超音波+スカラー変動計の組合せ →測定高度 同じ
→(案:
グループ1 カイジョ-(120)+東北カイジョー+OP2+バイサラ戸田+LI6262+バイサラ松島
グループ1リーダ-: 戸田+松島さん
グループ2 GILL+LI7500+バイサラ宮崎 (+YOUNG)
グループ2リーダー: 宮崎さん+石田さん
ロガーリーダー:玉川さん
TERC情報: 浅沼さん
観測議事録など: 飯田さん
課題(a)終了後,その後変動機器間にSATを設置できるようにしておけば,
容易にSAT+変動計でフラックス測定の比較ができるのではないか? (*4関連事項参照)
3月中 ロガーなど技術的・具体的なことの決定
パイプなど設営機材の発注、測器のマウントの設計と発注
→ロガーについては下記(*3)参照
4月下旬 測器の持ち込み、設営 (第1回参加者集結)
→測定機器の配置,設置などの第一テスト段階を終了する。
→予備解析に向けての検討会
設営時までに測定機器,その他をTERCへ郵送しておく。
集まる日を2月中に決定する。 (4月にはいってしまうと出張とるのが困難なため
早めに決めた方がいいということ)
たたき案: 4月26日〜27日 (木)〜(金)
5月上旬(10日前) 気象学会以前に集合(第2回予備観測開始)
→予備解析に向けての検討会(最終確認)
5月下旬 集中観測 (課題(a) 5月24〜30日、課題(b) 6月1日〜7日)
6月?? 予備解析
?? 本格的に解析
?? 解析結果を持ち寄って会合
?? 水・水に投稿
設置するセンサー・データ収録機器など (2月26日時点) (*2)
筑波大(宮崎さん)
・GILL (CH4)
・VAISALA 50Y (CH2)
東北大(松島さん)
・Kaijo 1次元超音波風速温度計 (CH2)
・Vaisala 温・湿度センサー (CH2)…LI7500のそばへ設置
→通風筒OK?
森林総研(戸田)
・OP2 (CH2)
・VAISALA HMP45A+通風筒 (CH2)…OP2のそばへ配置
・YOUNG SAT (CH4)…但し,データ収録で苦労するもの
弘前大(石田さん)
・VAISALA HMP 45A (CH2)…どこにつけましょうか?
業者さんからの協力
・LI7500 (盟和商事に依頼) (CH2)
合計チャンネル数 20
(*2)
・データロガー
メインロガー : 玉川さんロガー(Tロガー)
→最高何チャンネル?
→コネクタはBNCでOK?
サブロガー : 浅沼さんロガー(Aロガー)
→→コネクタはBNCでOK?
データロガーは複数用意した方がいいという案も出ていましたが,ということは浅沼さんのも
メインと捕らえる?
ほかに用意できるデータロガー(サブ)
戸田 (アナログ16chまで キーエンスNR1000)
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<今後の課題>
・(測定機器の追加) (*3)
→目途が立っていない機器
AH-300
LI6262 (盟和商事にお願いするか?)
上記以外,また重複しても観測で使用したい測定器の情報を至急ご連絡ください。
用意するもの
・アスマン (筑波大OK?)
・(設置上の問題)
→測定高度をどのようにあわせるか? 業者にお願いするのか,4月に集まった段階で我々で行うか?
4月に集まったときに行う場合,何を用意すべきか?
→データロガーとの接続端子をBNCに統一していいか? 工作準備をいつ行うか?
課題(a)と(b)では,測定器取り付け状態が変わる。よって,両方の課題に対応したデータを得るために,(a)を第一優先として,
(a)のデータが1週間良好に取れた後,速やかに(b)に取り付け可能な状態にできることを検討したい。
→どのようにすべきか?
(*4)
後藤案…H2Oに関してだけならば、各乱流測器のそばに、バイサラを各々配置しておけば
バイサラを基準にして、各測器の出力(平均・標準偏差)を比較できるでしょう。それに加えて、
SATを各々に配置させればフラックスも観測できるでしょう。
例:
AH-300:4ch+vaisala:2ch+sat(kaijo):4ch
=>10ch > ロガーAへ
Licor7500:2ch+Licor6262:2ch+vaisala:2ch+sat(kaijo1d):4ch
=>10ch > ロガーAへ
OP2:2ch+vaisala:2ch+sat(GILL):4ch+bandpass:2ch
=>10ch > ロガーAへ
advanet:2ch+vaisala:2ch+sat(kaijo小型):4ch
=>8ch > ロガーBへ
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とグループ分けすれば、フラックスは求められますし、ロガーA,Bで厳密に時間合わせが出来ていなくても
10分や30分で平均量や分散をとれば、それらの比較はあまり問題ないでしょう。
(その他の指摘)
・LI7500に関するデータはこちらで管理できるように観測以前に観測方法を習得しておく。
・データの取り込みは最初に決定したものを変更しない,あとからセンサーを追加した場合はあとのチャンネルに追加していく)
・LI6262は 戸田が盟和商事依頼する
・カイジョ-(120)は,戸田が盟和商事に依頼する。
ちなみにカイジョ-(120)とは最近出た,120万円のカイジョ-の超音波。
・アースはどうする?アース棒など
・観測に必要な機材は各グループで項目を挙げて,4月の購入以前までにそろえる。