AH-300 の校正に関して (Ver.2)

玉川一郎 (岐阜大学) 2002.7.2

2002 年 7月2日 改訂しました。

フラックス野郎&お嬢の会 2001 年観測の 活動の一貫として、その時取られた Kaijo AH-300 の校正をしました。 昨年版とは比較する周期帯と校正係数を出すのに使用する時系列の長さが違います。

それぞれのデータフォーマットは以下の通りです。 各日のデータには、校正などのフィルター操作のための余分な日時のデータが 入っています。お手数ですがこれらを切り取ってから解析に使用していただきたく 思います。

校正済時系列

1カラム、時刻 (5/13 0:0 からの秒数)
2カラム、校正済の AH-300 q の高周波成分と標準計の低周波成分の合成したもの (kg/m3)
3カラム、校正係数だけをかけた AH-300 の q
4カラム、標準計から出した水蒸気密度 (石田vaisalaと合わせるべくシフト済)
5以降、人間に読みやすい日時

校正係数、相関係数

1カラム、その校正係数を求めた中心時刻
2カラム、校正係数 (バンドパスした標準計の標準偏差/赤外線計の標準偏差)
3カラム、その周波数帯での相関係数、これが小さい時の校正は精度保証できない

もとの q や T RH

これの説明はいいでしょう。

校正の周波数帯は、移動平均で、301 〜 1001 個 30.1sec - 100.1sec [以前は 201 個〜1001 個(20.1sec-100.1sec)でした] であり、校正係数は、3000 秒毎に算出して それを時間的に内挿して各データの校正係数としています。 合成は、401個 [以前と同じ] で行った。校正済時系列は、下の相関係数の値が それなりに大きい時にのみ信用して下さい。

この校正についての調査結果は、 この PDF ファイル 参照して下さい。

データ

○は、ファイルが存在する事を示す。精度などとは関係ない。ただ計算できただけの意味。
日付 校正済時系列 校正係数、相関係数 もとの q や T RH
5/13
5/14
5/15
5/16
5/17
5/17 続き
5/18
5/19
5/19 続き
5/20
5/21
5/21 続き
5/22
5/23
5/24 - - -
5/25 - - -
5/26
5/27
5/28
5/29
5/30
5/31
6/1
また、赤外線出力の比較校正の際の比較周波数帯での相関係数の時系列は

となっている。解析の参考まで

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