〜植生データに関する注意〜 2001年1月15日
By 筑波大 宮本 格
1:グラフは5月24日、植生調査最終日の際のグラフです。この日に刈り取り調査な
どを、すべて行ったため、この日のデータを使用しました。調査は5月15日、16
日、18日、19日、21日、22日、23日、24日に行っており、24日を除く日は、4
地点のコドラート(1m×1m)の中の草丈、被度、SPAD値を測定してあります。
24日に関しましては、今までの4地点に加え、別の2地点に関しても刈り取り調
査を行った。草丈、SPAD値はその2点に関しては測定していません。
2:グラフの上についているNo.1〜No.6の番号はコドラートの番号になっておりま
す。データはimage1〜6が被度と草丈、image7〜12が乾燥重量と葉面積をそれ
ぞれ一緒に一つのグラフにしてあります。ただし、No.5とNo.6の草丈のデータは
ありませんので、その2つに関しましては、被度のみのグラフになっております。(各コドラートの場所は別に記載してあります。)
3:今回はすべて刈り取を行っていますので、「総重量・葉面積」というはコドラート
内にある職種別の全乾燥重量・全葉面積となっております。
4:草丈と被度のグラフのNo.1のチガヤの草丈が0cmになっていますが、これは最
初、私がススキとチガヤの判別を誤ったためにこのような値になってしまいました。
チガヤのNo.1での高さはススキとほぼ変わらない程度です。
5:単子葉植物はチガヤ、ススキ、メリケンカルカヤ、ウシノケの4種類です。それ
以外は双子葉植物です。
6:C3植物はウシノケ、ブタナ、スギナ、ススキ、メリケンカルカヤ、メドハギ、ネ
コハギ、ヨモギ。C4植物はチガヤ、セイタカ。となっております。なお、植物の
学術名など詳しいことは、陸域環境研究センターの圃場内に生息する植物について
詳しく調べた、図鑑のようなものがありますので、そちらをご覧ください。
7:元のデータにつきましては、vegetation0524.htmというファイルに入
っております。「被度」とうい項目が各コドラートにおけるの植種別の被度のデー
タです。「葉面積・総重量」というのが、各コドラートにおける植種別の葉面積・
乾燥重量になっております。「総合」というのが、各コドラートにおけるLAI、
Biomassになっております。