On the study of Ichiro TAMAGAWA

航空機を利用した地表面状態の観測

- MSS とレーザー測距計による森林計測 -

玉川一郎、檜山哲哉、福嶌義宏 (名古屋大学大気水圏科学研究所)

1995年10月3日、御嶽山で、セスナとヘリコプターを使った 森林計測を行った。時刻は正午前である。 セスナには、Multi Spectral Scanner を搭載し、ヘリコプターには レーザー測距計とGPSを搭載した。 狙いは、

前者から地表面温度、後者から粗度を得て、広域での熱流束の評価に つなげていこうというものである。昨年は森林がどれだけ見えているかを 中心とした観測であったので、Heat Flux の評価の評価はできていないが、 地上での観測と十分比較可能なデータが取得できることが分かった。

MSS の可視3chを合成して、写真風に見えるようにした図 (下の表の 1, 2, 4ch をそれぞれ blue, green, red )
MSS の熱赤外の画像(TBB表示、色は適当だが、赤い方が熱い) 右の方に見える青い塊(低温域)は雲である

測距計の生データ(横軸は飛行距離である)

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