%  レポートの書き方（中間講評での指導）
%    2003/06/16   by tonto
%    2004/06/06   Reform for Textbook

\noindent
レポート作成の心得

\begin{itemize}

\item  読み手を意識する．\\
       読み手が誰なのか，
       どのレベルで解析方法を説明し考察を書けばいいか考えること．
       他人（実験を見ていない専門家あるいは1年後の自分を想定せよ）が
       読んでわかる内容にする必要がある．
\item  論理立てて説明する． \\
       相手にわからせるように道筋を立てて説明する．
       やったことをただ羅列してはダメ（整理が必要）．
\item  レポートの構成を考える．  \\
       実験の一般的な構成は
       \begin{enumerate}
         \item  タイトル（表紙）
	 \item  実験目的
	 \item  実験方法
	 \item  実験結果および解析（さらに課題の内容も）
	 \item  考察，まとめ
	 \item  参考にした資料のリスト，など
       \end{enumerate}
\item  解析手順を示す． \\
       計測結果や解析手順は，相手がわかりかつ再現（再計算）できる程度に
       記述すること．  \\
       \noindent
       例えば（管路）

       （悪い例）\\
       結果：
       \begin{tabular}[t]{|c|c|c|c|c|}
         \hline
         ケース & 流量 & 流速 & 損失水頭 & 損失係数 \\ \hline
         1 & 0.543 & 0.34 & 20.3 & 0.0024 \\ \cline{2-5}
         & $\vdots$ & & & \\
       \end{tabular}

       （良い例1）\\
       結果：
       \begin{tabular}[t]{|c|c|c|c|c|c|c|}
         \hline \hline
         ケース & 計測体積 & 計測時間 & 流量 & 流速 & 損失水頭 & 損失係数 \\
	 &  (ml) & (s) & (m${}^3$/s) & (m/s) & (m) & \\
	 & $V$ & $t$ & $Q=V/t$ & $v=Q/A$ & $h_{\ell}$ & $f = h_{\ell}/(\frac{\ell}{d}\frac{v^2}{2g})$ \\ \hline \hline
         1 & 1834 & 5.3 & 0.543 & 0.34 & 20.3 & 0.0024 \\ \cline{2-7}
         & $\vdots$ & & & & & \\
       \end{tabular}

       （良い例2）\\
       結果：
       \begin{tabular}[t]{|c|c|c|c|c|c|c|}
         \hline \hline
         ケース & 計測体積 & 計測時間 & 流量 & 流速 & 損失水頭 & 損失係数 \\
	 &  $V$(ml) & $t$(s) & $Q$(m${}^3$/s) & $v$(m/s) & $h_{\ell}$(m) & $f$ \\ \hline \hline
         1 & 1834 & 5.3 & 0.543 & 0.34 & 20.3 & 0.0024 \\ \cline{2-7}
         & $\vdots$ & & & & & \\
       \end{tabular} \\
       ただし，
	 $Q=V/t$, $v=Q/A$, $h_{\ell} = f\frac{\ell}{d}\frac{v^2}{2g}$
       より求めた．
       \vspace{1.0\baselineskip}
\item  計測データを明確にする．  \\
       どれが計測データで，どれが解析データなのかを明示する．
\item  計算法（解析法）を記述する．
       Excelの「ゴールシークで」「回帰分析で」ではダメ．
       何をどう計算したかを記述して，読み手を納得させる必要がある．
\item  有効数字に気をつける．  \\
       Excelなどの出力をそのまま書いてはいけない．
       Excelの結果をそのまま添付するときには，
       少なくとも数値の表示では表示桁数を設定・調整する．
\item  考察は相手を納得させるように書く．\\
       「今回の実験では誤差が大きかった．」ではダメ！
       「xxとooを比較すると誤差は30\%程度もあり，大きかった．」などと，
       どれとどれを比較したか，など明確にする．
\item  考察は相手を納得させることを書く． \\
       例えば「誤差が大きかった．これは流量の測定誤差と考えられる．」ではダメ．
       「流量の計測はメスシリンダーで計測したので，誤差は20~mlぐらいあると
       考えられる．このため，最終的に求められる損失係数には20~\%程度の誤差が
       加わる．しかし実際にはそれ以上に誤差があった．．．」など，誤差の根拠の
       根拠についても考察すること．
\item  解析結果を確認する．\\
       解析結果が正しいか，教科書の値と比較したり，友だちの解析結果と
       比較する．\\
       「解析結果と理論値はケタ違いに違っていた．これは解析での計算間違いの
       可能性がある．」何て言うのは言語道断！わかっているのならやり直す．
       
\end{itemize}

