Readme of AD CONVERT 1999 7 27 玉川一郎 (岐阜大学工学部) (2000年夏、バグ修正) インターフェースのA/D変換ボードを使って、データを取得するソフトである。 最新版は main3.exe ソースは、 デスクトップ\AD CONVERT\SRC\main3.c であり、 プロジェクト MAIN3.DSW をダブルクリックすれば、編集できるようになる。 もし、新たにプロジェクトを作成した場合には、 プロジェクトの設定で、adaapi.lib adadc.lib をリンクすべく リンク -> オブジェクトライブラリモジュール にadaapi.lib adadc.lib を追加し、 C/C++ の カテゴリのコード生成で、構造体メンバのアライメントを1バイトに設定する必要がある。 以前の main とは、データのオーバーサンプリングをしてその平均値を出力するところが 違う。これによって、データのノイズが除去できる(だろう) 代わりに、メモリを オーバーサンプリング倍必要とする。 おおざっぱには、 オーバサンプリング数*チャンネル数*出力するデータの個数*4バイト*3 くらい必要である。出力するデータの個数 = サンプリング周波数 * 時間(秒)である。 ---- 以下 2001年 筑波観測用記述 ----- ====== 使用法 ====== 設定ファイルは、AD_CONVERT\adconf2.txt (.txt は見えないだろうけど) である。 メモリ容量を超えて使用すると、スワップしてすごいことになる :-) 起動は、AD_CONVERTの中のmain3 をクリックする。DOS窓が開き出力がでてくれば 動作している。停止させるには Ctrl + C を一度押して待つ。 adconf2.txt はたとえば、以下のようなファイルである。見れば設定の仕方は分かって もらえると思う。データファイル名は最後の数字を0からインクリメントしていくので、 観測再開時には、上書きしないように別の名前にする必要があるので注意。 # Configration file of addata convert program ADCONVERT2 # for main2 and main3 (after 1999 Jul. 27 ) # Range a: -1 -- 1V, b: -2.5 -- 2.5V, c: -5 -- 5V, d: -10 -- 10V */ # CH FREQ oversample data_in_file Range filenamebase datamode( asc or bin ) 32 10 10 18000 b C:\tmp\XXXX- bin ==== データのコピー === A/D 変換ソフトを停止した後、データを取り出すには CD-R ( CD-RW ) が装備されているので、それを使ってください。 メディアをいれると勝手にソフトが動きます。動かない時は、 Windows メニューから、B's recorder を起動してください。 ネットワークが使える時は、それを使うのも手です。 ==== データの処理 === データの一次処理には http://tama.cive.gifu-u.ac.jp/~tama/soft/adconvert/ にある バイナリ形式をアスキー形式風に変換 (read_bin.c) で データを変換して使ってください。 cc read_bin.c -o read_bin ./read_bin < データファイル として使用します。 また、データのダンプには、同じ URL にある、それをそのままグラフにする を 使用してください。 cc asc_dump.c psgraph3.c -lm -o asc_dump ./asc_dump datafile.asc とすると plot.ps というポストスクリプトファイルが作成されます。